「西武 52席の至福」—冬のブランチ旅 — 氷柱の煌めきとともに

東京から少し離れただけで、
まるで別世界のレストランに迷い込んだような午後。

西武鉄道が誇る観光列車「52席の至福」は、
走る列車の中でフルコースをいただく、まさに“移動する食の舞台”。
今回は、ブランチコースの旅をレポートします。予約のコツから当日の流れ、ブランチコースの紹介、停車駅での氷柱散策までを丁寧に綴ります。

◆ 52席の至福(池袋 → 西武秩父)ブランチコース 工程表

10:05 池袋駅 集合(ホームで撮影タイム)
10:25 池袋駅 発(52席の至福 乗車)
10:35 ウェルカムドリンク
10:45 前菜 サーブ
11:10 車窓:武蔵丘の森エリア
11:25 メイン料理 サーブ
11:50 停車駅イベント(横瀬駅)
   ・地元のおもてなし
     ・駅外での記念撮影
12:15 デザートとコーヒー
12:45 車内ゆったりタイム(キッチン車両見学など)
13:00 西武秩父駅 到着
13:10 仲見世通りで土産散策へ
  
冬の柔らかな光に包まれる「52席の至福」

池袋のホームを静かに発つ列車は、深い色合いの外観に冬光が反射して美しく映えます。白いテーブルクロス、冬を思わせる小さなナプキンアート――乗り込むだけで特別な一日が始まります。

冬のブランチコース

「52席の至福」の魅力は、
なんといっても料理のクオリティ。

この日は、都内の有名レストランのシェフが監修した冬メニューでした。

コース構成メニュー
アミューズ茄子のキャビアーレ モッツァレラチーズと榎本農園のトマト
前菜ファルファッレ・リガーテ 鱈の地中海風
メイン鴨肉とフォアグラのクレビネット根セロリのピューレ
パン沿線ベーカリー監修の温かいパン
デザートパンナコッタ アンティカ・オステリア・デル・ポンテ

停車駅での冬体験 — 氷柱(つらら)散策

列車は秩父エリアの「芦ヶ久保駅」で数十分停車します。こちらのおすすめは、厳寒の季節に出会える氷の風景「あしがくぼの氷柱」。冬だけの造形美を楽しめます。

  • 短時間で回れる — 散策は10〜20分ほど。散策路が整備されています。
  • 静けさを味わう — 吐く息が白く、音が吸い取られたような静寂。写真撮影にも向きます。
  • 列車に戻るタイミング — 現地係員や車掌の案内に従い、余裕を持って集合してください。

車内にもどり、「よこぜのおいしい紅茶」を片手にゆったりと車窓を眺めているうちに

列車は終着駅・西武秩父へ到着します。

冬のひとときの静かな幸福感が魅力の「52席の至福」。

走る時間そのものが“ごちそう”だったように思います。氷柱の冷たさと車内の温もりが交差する瞬間をぜひ体験してみてください。

当日のちょっとしたコツ

防寒は多層で — 温かい車内と車外の気温差が大きい季節。冬の秩父は極寒です。調節しやすいように風を通さないアウターを含めて重ね着を。

写真は早めに — 停車地の滞在時間は限られています。撮りたいものは素早く撮影を。

※メニューは運行日や仕入れ状況により変更されます。予約・運行情報は公式サイトでご確認ください。

予約のコツ

  • 公式オンライン予約を最優先 — 発売開始日にアクセスするのが最も確実です。
  • 冬(1〜2月)は狙い目 — 観光需要の波が小さく、比較的取りやすいことが多いです。
  • 2名利用が取りやすい — 2名用テーブルの割当が多めです。
  • キャンセルを狙う — 前日夜〜当日朝にキャンセルが出ることがあります。こまめにチェックを。

52席の至福ならではのお土産

ブランチの余韻を家に連れて帰る、お土産をまとめました。

❄ 秩父ウイスキー「イチローズモルト」

秩父が誇るクラフトウイスキー、イチローズモルト。 「52席の至福」でも紹介され、感じた豊かな香りと静かな時間に、よく似合う一本です。 車窓越しの白い光を思い出しながら、ゆっくりと味わうと、旅の余韻がそのまま続いていくよう。

※種類によっては入手が難しいため、池袋や西武沿線の取扱店を事前に確認しておくと安心です。

❄ 車内販売「52席の至福 マグネット」

車内でしか購入できない限定マグネット。 「52席の至福」の切符をイメージした、上品なデザインです。冷蔵庫やメモボードに貼るたびに、あの日のブランチの香りや、冬の秩父へ向かう静かな揺れが思い出されます。

小さく軽いので持ち帰りやすく、旅の記念品としてとても人気があります。

非日常の大人旅へ|絶景の美食が楽しめる全国レストラン列車ガイド

レストラン列車の予約のコツ|人気席を確保する方法

列車旅にプラスαを—体験型観光列車で楽しむ特別な時間

これから運行予定の注目レストラン列車

コメント