伊予灘ものがたり-心に残るおもてなしと伊予灘の絶景

「伊予灘ものがたり」は、愛媛県の松山駅から八幡浜駅を結ぶ観光列車です。

この列車最大の特徴は、内子線ではなく、通称“海線”と呼ばれる予讃線のルートを走ること。

海沿いに寄り添うように走る区間が長く、車窓いっぱいに広がる伊予灘の眺望を楽しめる、全国でも非常に珍しい列車です。

その圧倒的な景色と温かいおもてなしが口コミで広がり、リピーターが非常に多い観光列車として高い評価を受けています。

運行ルート

松山駅 ⇄ 八幡浜駅(所要約2時間40分)

通常の特急が通るショートカットの内子線ではなく、あえて時間をかけて海側の予讃線を走ることで、ゆっくりと海景色を味わえる特別なルートです。

中でも、夕日の名所として知られる下灘駅の停車体験は、この列車のハイライトです。

車窓から楽しむ伊予灘の絶景

海岸線に沿って走る区間では、真横に海が迫り、波の音すら聞こえそうな臨場感があります。

晴れた日には、遠くに佐田岬半島の端や漁船の白波、オレンジ色に染まる夕暮れなど、時間とともに変わる情景が旅を彩ります。

まさに、**“移動そのものが旅になる列車”**です。

車内の雰囲気とおもてなし

「伊予灘ものがたり」は、大洲編・双海編・八幡浜編・道後編の4つのテーマで運行され、車内のカラーとインテリアが変わります。

木の温もりに包まれた落ち着いた空間で、ゆったりとした大人の時間を過ごせます。

おすすめポイント

  • 大きな窓から伊予灘を一望できる景観設計
  • 愛媛の伝統工芸が散りばめられた上質な車内
  • 乗務員さんの温かい会話と心に残るおもてなし
  • 沿線の人々が手を振って迎えてくれる温かさ

このローカルな交流が、**“何度でも乗りたくなる理由=リピーターを生む魅力”**です。

こだわりの食事メニュー

愛媛県産の食材をふんだんに使った料理とスイーツは、見た目にも華やか。

季節ごとに変わる特製コース料理は、旅の特別感を一層高めてくれます。

絶景と料理の組み合わせは格別で、車内で過ごす瞬間が宝物になります。

話題の「下灘駅」に停車

SNSでも話題の絶景駅 「下灘駅」 に停車し、ホームに降りて写真撮影ができます。

青い海、静かな風、ドラマのワンシーンのような時間が流れます。

ここで撮る写真は、きっと旅のハイライトになるはずです。

予約のコツ

人気が高く、特に土日は満席になることが多いです。

リピーターが多い列車のため、発売開始直後の予約を推奨します。

  • 発売日:乗車1ヶ月前の10:00
  • 夕日の時間帯(双海編)は特に競争率が高い
  • 片道だけでも満足度が高いので片方向もおすすめ

座席タイプ別おすすめ

海側カウンター席(窓向きシート)

 — 景色重視、ひとり旅・カップルに最適

  • 車窓に広がる伊予灘の海を存分に楽しみたいなら、海側の窓向きカウンター席がおすすめ。海に近く、海と列車だけの景色が広がります。 
  • 一人旅や2人旅なら、周囲を気にせず海を眺められて、“動く展望席”として非常に人気。 

→ 特に「海 + 窓 + 独占感」を重視するならこの席が“鉄板”。

4名用ボックス席

 — 家族・友人グループ、食事重視ならココ

  • 4名掛けのボックス席は、友人や家族・グループ旅に向いています。テーブルを囲んで食事や会話、列車旅を楽しめるのが魅力。 
  • 景色も悪くなく、海側・山側どちらの席を選んでもそこそこ楽しめるよう設計されているため、「絶景重視+会話重視」のバランス派にぴったり。 

→ みんなでわいわい、ゆったり会話や食事を楽しむ旅におすすめ。

2名用ペアシート(2号車「黄金の章」など)

 — カップル旅、景色とプライベート感を両立

  • 2号車「黄金の章」には、海向きの2名用ペア席があり、2人旅に最適。窓向きで景色が見やすく、他の席と比べて比較的落ち着いた雰囲気。 
  • 食事と海の景観、2人の時間を両立させたいカップルに好評です。 

→ 「景色もおしゃべりも楽しみたい」2人旅には、このペア席がバランス◎。

完全個室「フィオーレスイート」(3号車「陽華の章」)

 — 特別な旅、大切な人との時間に

  • 3号車「陽華の章」は、定員 2〜8 名で貸切可能なグリーン個室「フィオーレスイート」を備えており、ソファー席でゆったりと旅を楽しめます。 
  • 専属アテンダント付きで食事やサービスを受けられ、まるで“走る旅館”。プライベート重視、記念日の旅行などに最適です。 

→ 誰にも気兼ねせず、ゆったり穏やかに過ごしたい特別な旅に。

座席選びのコツ・注意点

  • 全席指定・全車グリーン車扱いなので、人気席は発売と同時に売り切れやすい。予約は乗車1ヶ月前の発売直後 を狙うのがベスト。 
  • 「海を観たいなら海側席」だが、設計上、山側席でも床が一段高くなっており視界が確保されているので、“絶望的なハズレ席”はないとの声もある。 
  • 旅の目的(景色・食事・プライベート・会話など)と同行者によって、座席のタイプを変えるのが理想。

こんな方におすすめ

  • 50代以上のゆったりした夫婦旅
  • 記念日や誕生日など特別な旅
  • 写真撮影や絶景が好きな方
  • ローカルな温かさを感じたい方

まとめ

「伊予灘ものがたり」は、

内子線を通らず、海側の予讃線“海線”を走るからこそ出会える絶景と、

人の温もりが旅の思い出になる観光列車です。

心をゆっくりとほどき、人生の節目にも寄り添ってくれるような時間を過ごせます。

ぜひ、大切な人と乗ってみてください。

どこかで見た八幡浜駅の椅子

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