池袋発「52席の至福」をきっかけにレストラン列車に興味を持ち、次に選んだのが「ろくもん」でした。
本記事では、レストラン列車として乗車した「ろくもん」の体験を紹介します。
軽井沢駅を出発する合図は、法螺貝の音。静かな演出とともに、食事を中心とした列車旅が始まります。
軽井沢から長野へ
観光列車「ろくもん」は、移動を目的とする列車ではなく、食事を中心に据えたレストラン列車です。
軽井沢から長野までの時間は、料理、演出、車窓が一体となった体験として設計されています。
軽井沢駅、出発前から始まる時間

軽井沢駅には、ろくもん専用のラウンジが設けられています。
乗車前に立ち寄ることで、これから始まる列車旅への期待が自然と高まります。
深い赤色のろくもんの車体がホームに現れると、非日常の時間が始まります。
法螺貝の合図とともに出発

発車時刻が近づくと、ホームに法螺貝の音が響きます。
この合図とともに、ろくもんは軽井沢駅をゆっくりと出発します。
静かな演出が、レストラン列車ならではの始まりを印象づけます。
乗車時に整えられた、3号車の空間

車内に入ると、3号車の座席にはすでにテーブルセッティングが整えられています。
好きなタイミングで注文するカフェ列車とは異なり、最初から食事を楽しむ準備が整っている点に、ろくもんの性格が表れています。
プリモフィト監修のコース料理

車内で提供される料理は、軽井沢の有名店「プリモフィト」が監修しています。
信州の食材を生かしたコース料理が、列車の進行に合わせて丁寧に提供されます。
料理名を意識せずとも、全体の流れや完成度の高さから、レストラン列車としての質の高さが伝わってきます。

秋色に染まる千曲川の車窓
列車が進むにつれて、車窓には千曲川の穏やかな風景が広がります。
秋には、色づいた山々と川の流れが、料理の時間に静かに寄り添います。
停車駅で楽しむ、地域の名産品
途中駅での停車時間には、地域ならではの名産品を購入することができます。
上田駅では、ろくもんデザインの「みすず飴」が用意されており、旅の記念にも適しています。
また、上山田温泉駅では、ここでしか手に入らない限定の六文銭まんじゅうが並びます。
列車を降りることなく、土地の味に触れられるのも、ろくもんの楽しみのひとつです。
食事を軸にした列車旅
ろくもんは、車内で軽く飲食を楽しむカフェ列車ではありません。
食事を軸に、軽井沢から長野までの時間そのものを味わうレストラン列車です。
移動が目的ではなく、体験として記憶に残る列車旅を楽しむことができます。
同じ列車でも、より気軽に楽しめるカフェ列車としてのろくもんについては、別記事で紹介しています。
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