「移動」が主役になる旅
レストラン列車の旅は、乗っている時間だけが特別なのではありません。
列車から船へ、船からまた列車へ。
そのつなぎ目の時間まで含めて、旅は完成します。
広島の「エトセトラ」、瀬戸内海を渡るフェリー「シーパセオ」、そして愛媛の「伊予灘ものがたり」。
今回は、この3つをひとつの流れとして味わった旅を紹介します。
エトセトラ|午後発、余白のあるはじまり

エトセトラは、出発が午後。
そのため、旅の始まりから気持ちに余裕があります。
- 車窓を眺めながら味わう瀬戸内の味と限定ドリンク。
- 海沿いを走る路線。瀬戸内らしい穏やかな景色が続く。
- 「これから旅が続く」乾杯からはじまる列車旅。
この列車は、旅のはじまりとして、とても優秀です。
▶ エトセトラ乗車記 を読む
▶ ダイワロイネットホテル福山駅前 宿泊記 前泊に良かったです
シーパセオ|列車と列車をつなぐ“海の時間”

エトセトラで広島へ着いたあとは、新型フェリー「シーパセオ」で松山へ。
- 徒歩乗船なら予約不要
- シップ・オブ・ザ・イヤー受賞
- フェリーというより“海を眺めるラウンジ”
列車旅の高揚を、一度ゆっくり落ち着かせてくれる存在です。
▶ ホテルグランヴィア広島 宿泊記 前泊に便利でした
瀬戸内海の景色|横に広がる旅

列車が「流れる景色」なら、船は「広がる景色」。
島と島の間を縫うように進むシーパセオでは、ただ座っているだけで、瀬戸内の時間が流れていきます。
デッキに出て、潮風を感じられる時間も、船旅ならでは。
この速度の違いが、次の列車をより印象深くします。
▶ シーパセオ乗船記 を読む
松山観光港から市内へ|自動運転バスという“余韻”

フェリーを降りた後も、旅は終わりません。
松山観光港から伊予鉄高浜線の駅までは、自動運転バスでの移動。

伊予鉄高浜線は、海沿いの景色の良い路線ですが、観光客で混雑することもなく、のんびりとした時間が流れます。
「松山に来た」という実感を与えてくれる時間でした。
▶レフ松山市駅 宿泊記 駅の上に泊まるような体験
伊予灘ものがたり|物語のある締めくくり

そして最後は、伊予灘ものがたり。
- 瀬戸内とは違う、開けた海の景色
- スタッフのおもてなし
- 旅を“物語として閉じる”構成
前半で速度を落としたからこそ、この列車の丁寧さが、より心に残ります。
この旅が向いている人
- レストラン列車が好き
- 移動も含めて旅を楽しみたい
- ひとり旅・大人旅がしたい
- 詰め込みすぎない行程が好き
「効率重視」の旅ではなく、「体験重視」の旅をしたい人向けです。
まとめ|移動が主役になると、旅は深くなる
エトセトラ、シーパセオ、伊予灘ものがたり。
それぞれ単体でも魅力的ですが、つなげることで、旅として完成します。
列車・船・バス。
移動手段が変わるたびに、旅のリズムも変わる。
瀬戸内は、そんな“移動を楽しむ旅”にぴったりの場所でした。

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