52席の至福|レストラン列車の楽しさを知った、はじまりの一日。池袋から西武秩父へ

このときの「52席の至福」への乗車が、私にとってレストラン列車の世界に入るきっかけでした。

それまで特別な存在に感じていたレストラン列車ですが、都心・池袋から気軽に出発できることを知り、その印象は大きく変わります。

食事と移動、そして旅先での散策までがひとつにつながった体験は、このあと続くレストラン列車巡りの原点になりました。

池袋駅に入線する「52席の至福」。都心から始まるレストラン列車の旅。

車体ロゴ。特別列車らしい雰囲気が伝わる。

都心発という、はじめやすさ

「52席の至福」の大きな魅力は、池袋発というアクセスの良さです。

観光地まで移動してから乗る必要がなく、普段使い慣れたターミナル駅からそのまま非日常に入れる感覚があります。

レストラン列車は敷居が高いと思っていましたが、この立地のおかげで自然に一歩を踏み出せました。

乗車後すぐの座席。食事を前提にした、ゆとりあるレイアウト。

レストラン列車という体験

着席すると、車内は落ち着いた雰囲気。

テーブル配置や座席間隔からも、「移動のための列車」ではなく「食事を楽しむ空間」であることが伝わってきます。

この時点で、これまでの列車旅とはまったく違う体験が始まっていました。

ブランチコースの前菜。これから始まる時間への期待が高まる。

走るレストランの魅力

車窓を眺めながらコース料理を味わう時間は、移動時間そのものが目的になる感覚でした。

「目的地に着くまで我慢する」のではなく、「着くまでが一番楽しい」。

この体験が、その後もレストラン列車に乗り続けることになる決定的な理由でした。

途中停車の芦ヶ久保。氷柱と列車を一緒に楽しめるひととき。

途中下車も含めた旅

「52席の至福」では、途中駅での下車時間もあらかじめ旅の流れに組み込まれています。

列車を降り、季節の風景を楽しみ、再び乗車する。

この“余白”があることで、列車旅に奥行きが生まれていました。

西武秩父での散策

終点・西武秩父に到着後は自由散策。

車内での食事体験から、そのまま土地の空気を感じる時間へと自然につながっていきます。

西武秩父での散策。食後に歩く川沿いの風景が心地よい。

帰路と余韻

帰りは通常の特急列車を利用しました。

行きはレストラン列車、帰りは一般の特急にすることで、非日常から日常へとゆっくり戻る余韻も楽しめます。

旅の終わりを感じさせる、西武秩父駅。

帰路に利用した特急。行きとの違いが印象に残る。

初めてでも安心|52席の至福 乗車メモ

初めてレストラン列車に乗る方へ、実際に感じたポイントをまとめます。

  • 服装:特別なドレスコードはなく、きれいめカジュアルで十分
  • 所要時間:池袋〜西武秩父まで半日程度。日帰りでも無理がない
  • 予約:人気日程は早めがおすすめ。オフシーズンは比較的取りやすい
  • 心構え:観光列車というより「走るレストラン」と考えると満足度が高い

この旅から始まった、レストラン列車巡り

この「52席の至福」への乗車をきっかけに、

その後、各地のレストラン列車・カフェ列車へと乗るようになりました。

列車ごとに、

  • 食事のスタイル
  • 車内の雰囲気
  • 旅のテンポ

がまったく異なり、同じ“レストラン列車”でも体験は驚くほど多彩です。

👉 このあと乗ったレストラン列車の乗車記一覧はこちら

なお「52席の至福」は、実際の体験をもとに作成した独自ランキングでも1位に選んでいます。

まとめ

「52席の至福」は、レストラン列車の楽しさを知る“はじまりの一編成”でした。

都心・池袋から出発できる気軽さと、食事・移動・観光が一体になった体験は、

初めてでも構えすぎずに楽しめる、理想的なレストラン列車です。

これからレストラン列車に乗ってみたい方にとって、

この列車はきっと、次の旅へとつながる一歩になると思います。

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