【乗車記】かんぱち・いちろく|最新レストラン列車の赤いソファー席と駅直結「ブラッサム大分」で叶えるラグジュアリーな大分1泊2日プラン

【九州】

2024年春に運行を開始した、JR九州の最新レストラン列車「かんぱち・いちろく」 [INDEX]。黒漆のような深く美しい艶を纏った車体で、博多駅から大分・別府駅のあいだを、至福の美食とともに駆け抜けます。

深い艶を纏った漆黒の車体にゴールドの文字が煌めく、最新レストラン列車「かんぱち・いちろく」の外観

JR九州の観光列車といえば名匠・水戸岡鋭治氏のデザインがお馴染みですが、この列車を手掛けたのは鹿児島を拠点にする気鋭の建築・デザイン集団「株式会社IFOO(イフー)」。水戸岡デザインの豪華絢爛な様式美とは全く違う、素材の良さを限界まで活かした「シンプルモダンな引き算の美しさ」が、新しい大人のラグジュアリーを演出してくれます。

今回は、1号車の貴重な赤いソファー席の乗車レビューから、沿線の名店割烹、おもてなし駅でのレアな日本酒体験、そして水戸岡デザインの傑作宿「JR九州ホテル ブラッサム大分」での滞在まで、実体験に基づいた完璧な1泊2日の旅のパズルをお届けします。


【1号車・車内】シンプルモダンの極み。上品なじゅうたんに映える「赤いソファー席」

車内へ一歩足を踏み入れると、そこは沿線の雄大な「日田杉」を贅沢にあしらった、これまでにないモダンな空間。今回乗車したのは、1号車にある鮮やかな「赤いソファー席」です。

1号車の床面は、あたたかみのある上質な「じゅうたん敷き」となっており、そこにパッと目を惹く気品溢れる赤のソファが配されています。座り心地も抜群で、大人の特等席にふさわしい風格です。

シンプルモダンの真骨頂。上質なじゅうたんの空間に鮮やかな赤が映える、1号車のラグジュアリーなソファー席

乗車直後のテーブルは、車内を広く見せるために美しくコンパクトに畳まれた状態になっています。このあたりの空間の使い方の美しさにも、新進気鋭のIFOOならではのデザイン性の高さを感じさせます。

乗車直後の車窓を楽しむための、スマートに折り畳まれた美しい木製テーブル


【食事・ドリンク】慈恩の滝と伐株山。2大絶景を眺めながら味わう老舗割烹のお重

列車がカタコトと走り出すと、お楽しみの食事タイム。
スタッフの方が丁寧にテーブルを広げ、運んできてくれたのは、ため息が出るほどデザイン性の高い洗練されたお重。蓋を開ける前のこの美しい佇まいだけで、これから始まる美食の時間への期待値が最高潮に高まります。

工芸品のような気品を纏った、蓋を開ける前のお重
沿線の超名門が監修する、九州の海の幸・山の恵みが詰まった極上のコース料理

蓋を開けると、そこに広がるのは目にも鮮やかな老舗割烹の美食の数々。
そして車窓のすぐ向こうには、ゆふ高原線でしか出会えない息を呑むような大自然のエンタメが順番に姿を現します。

車窓に迫る迫力の巨滝「慈恩の滝(じおんのたき)」

まず列車が進むと、車内アナウンスとともに、列車がゆっくりとスピードを落とすサービス(徐行運転)が始まります。そこに現れるのは、落差約30メートルを誇る2段落としの名瀑「慈恩の滝」!車窓から眺める名瀑の美しさは圧巻の一言です。

大迫力の徐行サービス!特等席の窓のすぐ目の前に現れる、マイナスイオン溢れる「慈恩の滝」

テーブルマウンテン「伐株山(きりかぶさん)」

滝の興奮が冷めやらぬ中、続いて窓の外にダイナミックに姿を現すのが、九重のシンボルであり、山頂がスパッと平らになった不思議な形の山、「伐株山」の美しい車窓です。

九重連山を望む絶景。山頂が平らな美しい「伐株山」の車窓

お気に入りの地酒や冷えたビールを片手に、この「慈恩の滝」から「伐株山」へと移り変わる九州の雄大な絶景を特等席から交互に堪能する時間は、まさに大人旅の醍醐味です。

2号車「ラウンジ杉」で過ごす贅沢な時間

食事の合間には、中央の2号車にあるラウンジ車両へ。大分産の一枚板の杉がドカンと貫く、圧倒的なスケール感のカウンター「ラウンジ杉」が出迎えてくれます。

杉の一枚板が美しい、2号車のスタイリッシュなカウンター「ラウンジ杉」

ここで沿線の地酒をオーダーし、スタッフの方々との楽しい会話や心温まるアナウンスに耳を傾ける時間は、移動の楽しみの一つです。


【おもてなし駅】かっぱの田主丸駅から、レア酒に出会う恵良駅へ

かんぱち・いちろくの旅がこれほどまでに愛される理由は、途中駅での温かい「おもてなし停車」にあります。

まず停車するのは、ユニークなかっぱの形をした駅舎で有名な「田主丸(たぬしまる)駅」。可愛い駅舎をバックに、楽しい記念撮影の時間が流れます。

思わず笑顔になる旅の思い出。かっぱの顔の形をした可愛い田主丸駅の駅舎

そして、お酒好きにとって最大のハイライトとなるのが「恵良(えら)駅」での停車時間です。
ここでは、なんと沿線が誇る銘醸「八鹿(やつしか)酒造」の普段なかなかお目にかかれないレアな日本酒の有料試飲が用意されています!

日本酒ファン必見!恵良駅の停車時間に出会える、八鹿酒造の貴重なレア日本酒の有料試飲
車内ショップで購入の八鹿酒造日本酒

すっきりとした透明感溢れる極上の限定酒をホームで贅沢に味わい、地元の方々の全力のお手振りに包まれて、列車は大分駅へと滑り込みます。


【宿泊】水戸岡デザインの傑作宿。駅直結の最高峰「JR九州ホテル ブラッサム大分」へ

恵良駅でのレア酒有料試飲を終え、地元の方々の全力のお手振りに包まれて、JR大分駅へ。(終着は別府駅)

駅に降り立ったら、まずは改札周辺の壁画に注目してみてください。そこには、思わず足を止めてカメラを向けたくなる、旅情を優しくくすぐる「かわいいアート」が散りばめられています。

駅の隠れた名所。旅人を温かく迎えてくれる、JR大分駅構内の可愛すぎるアート

隣接するJR九州ホテル ブラッサム大分へ。ここで旅のパズルがカチッとハマります。車内が「IFOOのシンプルモダン」だったのに対し、ホテルのロビー、客室にいたるまでは、すべて「名匠・水戸岡鋭治氏の世界観」で統一されているのです!陸の上で、新旧の九州の最高峰デザインをハシゴする、これ以上ないほど贅沢な鉄道旅行が完成します 。

組子細工や上質な和が散りばめられた、水戸岡氏デザインの豪華なホテルのロビー
客室の窓から大分の街並みを一望する、木ぬくもりに溢れた水戸岡デザインの美しい客室

ホテルの最上階には、地上80mの高さから大分の街並みと別府湾を一望する圧倒的な天空露天風呂「CITY SPA てんくう」を完備。圧倒的なインフィニティ温泉に浸かり、かんぱち・いちろくの美食の余韻に浸りながらゆったりとした夜を過ごせます。

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最新デザイン列車と絶景温泉が織りなす、大分の完璧なパズル

ただ乗るだけでなく、新進気鋭のIFOOが手掛けたモダンな車内で「伐株山」の絶景を眺め、恵良駅でレアな日本酒に酔いしれ、最後は水戸岡デザインの駅直結インフィニティ温泉に身を委ねる。これぞ、大分・博多の魅力を知り尽くした大人のための「120点の正解ルート」です。

大満足の1泊2日を過ごした後の東京への帰路は、あなたのスケジュールに合わせて2つの極上ルートから選べます。

ルートA>白いソニック+新幹線でスマートに「当日帰京」

白いソニック


丸みを帯びた本革シートの「白いソニック」で博多へ戻り、山陽新幹線の一等席に乗り換えて東京へ。移動時間をすべてデザインのエンタメに変えながら、その日のうちに軽快に帰宅するスマートな引き算ルートです。

<ルートB>東京九州フェリーで洋上ステイを楽しむ「大人の贅沢クルーズ」


大分から新門司港(北九州)へ移動し、夜に出発する最新の「東京九州フェリー」へチェックイン。翌夜に神奈川・横須賀港へ上陸するまで、約21時間の優雅な船旅が始まります。洋上の露天風呂に浸かって星空を眺め、スクリーンで映画を楽しみながら波の音に癒やされる。これぞ、大人の時間をもっと贅沢に引き伸ばす究極の周遊パズルです。

あなたも、最新鋭の「かんぱち・いちろく」と、陸・海それぞれの最高峰の移動空間を組み合わせた、一生モノの感動旅へ一歩踏み出してみませんか?

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