【乗車記】観光特急「あおによし」往復旅|ツイン席の魅力と「二月堂・浮見堂」を巡る大人の奈良1泊2日プラン

【関西・中国・四国】

大阪・奈良・京都の三都をシームレスに結ぶ、近畿日本鉄道(近鉄)の最高峰観光特急「あおによし」。
平城京の華やかな歴史を象徴する紫色の美しい車体と、全席がプレミアムな特別仕様のシートは、乗車した瞬間から古都のロマンへと誘ってくれる魔法の列車です。

今回は、1回目の乗車で感じた「もっと長く乗りたい!」という熱量から生まれた、京都発〜大阪難波行き(約80分)の長期乗車を狙った予約のコツ(運行変更のリアルなドラマ)から、車内限定の絶品スイーツ、そして夕日に染まる浮見堂や二月堂を巡る、実体験に基づいた大人の極上プランをお届けします。

古都の気品が漂う、飛鳥時代の「冠位十二階」の最高位の紫色を纏った美しい車体

【乗車記】30分では物足りない!「京都➔難波」のプラチナシートを狙うべき理由

あおによしには、旅のスタイルに合わせて選べる2つの贅沢な座席タイプがあります。

  • ツイン席:窓側を向いてゆったり配置された2名掛けシート。
  • サロン席:3〜4名用の半個室空間。

最初に京都〜近鉄奈良の間(約30分)に乗車した際、あまりの空間の素晴らしさに「もっと長くこの贅沢な車内に浸っていたい!」と強く感じました。そこで2回目の旅では、最長区間である「京都発〜大阪難波行き」のプラチナシートを気合の1か月前10時半打ちで確保!

しかしここで、大人のローカル旅ならではのドラマ(落とし穴)が起こります。なんと当日の急な運行変更により、列車が手前の近鉄奈良駅で終了になってしまったのです。

💡 プランナーの目利きポイント


難波までの一本道は叶いませんでしたが、結果として「2回目の奈良をより深く味わう神様のギフト」に。あおによしを自分で手配する際は、えきねっと等のシートマップを見ながら、昼の爽快な車窓が広がる時間帯はもちろん、車内の照明がクラシックホテルのように美しく輝く「夜の座席」も、昼夜で全く違う表情を見せてくれるため往復乗車が絶対におすすめです。

クラシックホテルのサロンのように美しく輝く夜の座席


【車内販売】売店へ直行!限定レーズンバターサンドと座席でのクラフトビール

列車がカタコトと走り出したら、すぐに2号車の車内ショップ(売店)へ向かいましょう。あおによしの車内限定グルメは、どれも驚くほどこだわりを感じる逸品ばかりです。

特におすすめしたい、大人の特等席メニューがこちらです。

  • シェラトン都ホテル大阪考案の「レーズンバターサンド」
  • まほろば大仏プリン(カスタード)
  • 車内限定のクラフトビール
名門ホテル監修の限定バターサンドと、お土産にも大人気の大仏プリン
ショップにはビールサーバーも
座席でいただくクラフトビール

ふかふかのシートに身を委ね、大きな窓に流れるのどかな古都の車窓を眺めながら、冷えた地ビールをキュッと流し込み、濃厚な大仏プリンをスプーンで掬う。この30分〜80分の移動時間こそが、旅の最高の目的地に変わる瞬間です。

あおによしの大きな窓から広がる、歴史ある緑と古都の美しい昼の車窓



【周辺観光】プランナー厳選。「大人の至福の奈良巡り」

近鉄奈良駅に到着した後は、大きな荷物を駅クロークや今夜の宿(奈良ホテルなど)に預けて完全な手ぶら状態になり、古都の奥深い静寂に潜る散策へ出発します。

東大寺「二月堂(にがつどう)」【絶対必見!】

大仏殿の喧騒から少し坂を上った高台に佇む、木造の圧倒的な舞台造りの建造物。ここは奈良観光の中で「何が何でも絶対に訪れるべき聖地」です。
舞台に立ち、遮るもののない眼下に広がる奈良の古い街並みと、遠く西の空へと美しく抜けていく風を感じる時間は、心が洗われる至福のひとときです。

東大寺庭園と、心癒やされる「鹿」たち

二月堂からの帰り道、瑞々しい緑と水面が美しい東大寺の庭園をのんびりお散歩。歩いていると、あちこちから可愛い鹿たちがトコトコと挨拶にやってきてくれます。おせんべいをあげながら触れ合う時間は、大人の旅の心地よいアクセントになります。

奈良の街を一望する圧倒的な舞台造りの二月堂
旅の疲れを一瞬で癒やしてくれる可愛い奈良の鹿たち


夕日に染まる「鷺池・浮見堂(うきみどう)」

散策のフィナーレは、奈良公園の南側にひっそりと佇む鷺池の「浮見堂」へ。
檜皮葺(ひわだぶき)の美しい八角堂が水面にぽつんと浮かぶ姿は、それだけで絵画のよう。特に、空が茜色に染まり、池の水面に夕日のグラデーションが美しくリフレクションする瞬間は、息を呑むほどの美しさ。時間を忘れて見惚れてしまう、大人の夜のプロローグにふさわしい最高の名所です。

これぞ大人の贅沢。茜色の夕日と水面のリフレクションが幻想的な夕暮れの浮見堂



あおによしの余韻を、古都の特等席へ繋ぐ

ただ乗るだけでなく、30分の手軽な乗車から、80分の難易度の高い最長ルートへの挑戦、そして二月堂の静寂や夕日の浮見堂へと身軽に飛び出していく。

あおによしのプレミアムな紫色の車体で高まった旅の高揚感を、そのままクラシックな古都の歴史へ繋ぐこのプランは、移動そのものがエンタメになる大人旅の最高傑作です。

あなたも、天平のロマンときらめく限定スイーツを組み合わせた、最高の旅のパズルを完成させてみませんか?

🚩 古都・あおによし旅の次のステップ

1ヶ月前の10時打ちで、激戦の2号車「サロン席」を確実に仕留める予約の手順
観光特急「あおによし」予約完全ガイドを見る](作成中)


コメント