【乗車記】TOHOKU EMOTION 往復個室旅|至福のシードルとスイーツ、駅直結「ReLabo青森」で完成する大人の美食プラン

【北海道・東北】

東京駅から東北新幹線に飛び乗り、向かうは八戸。そこから始まるのが、走るレストラン「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」の旅です。

往路の本格的なランチコースから、復路の贅沢なスイーツビュッフェまで。目の前のライブキッチンから運ばれる美食と、フリードリンクで楽しむ青森シードルに酔いしれる往復乗車の旅は、お腹も心もこれ以上ないほど満たされます(あまりの満足感に、その日の夜は満腹で食事が食べられなかったほど……!)。

しかし、この旅の贅沢は列車を降りた後も終わりません。

八戸からさらに青森駅へ移動し、旅の拠点に選んだのは、ウェルネスなコンセプトが話題の駅直結ホテル「ReLabo(リラボ)青森」。翌日は駅前の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」や「A-FACTORY」で青森の文化とグルメを満喫する、移動ストレスゼロの完璧な1泊2日プランが完成しました。

今回は、何度乗っても新しい発見があるTOHOKU EMOTIONの往復乗車レポートから、大人のための青森駅前観光・宿泊プランまで、実体験を交えて余すことなくお届けします。

【車両・内装】7室限定の特等席「個室コンパートメント」の世界

八戸駅のホームに滑り込んでくる、白い車体。
TOHOKU EMOTIONの旅は、ラグジュアリーな赤いじゅうたんと、温かみのあるランプが灯るエントランスから始まります。

今回私が往復の旅に選んだのは、1号車にある「個室コンパートメント(個室席)」。
実はこの個室、列車全体でわずか7室しかない超プレミアムな特等席です。

東北の伝統工芸を現代風にアレンジした壁紙やインテリアに囲まれたプライベート空間は、まるで動く洋館のよう。周囲を気にせず、大切な人と、あるいは自分だけの贅沢な時間を過ごせます。

このプラチナチケットを手に入れるコツは、発売時期の把握です。の情報を毎日のようにチェックして、発売当日にスタンバイする必要があります。

個室の扉を出て2号車へ向かうと、そこは列車の心臓部である「ライブキッチン車両」。
シェフたちが真剣な眼差しで料理を仕上げる熱気、そして車内に立ち込める美味しそうな香りが、これから始まる美食の時間を何倍にも盛り上げてくれます。

【食事・ドリンク】驚きに満ちたフルコースと、至福のフリードリンク

TOHOKU EMOTIONの旅が本格的に始まると、往路と復路でまったく異なる「美食の二面性」に圧倒されます。

【往路】遊び心溢れるコース料理と、感動のフリードリンク

往路(八戸発)のランチコースは、東北の厳選食材を使った本格フレンチ。中でも一番驚かされたのは、前菜として運ばれてきた「トウモロコシのムース」でした。

見た目は完全にトウモロコシそのものなのに、口に運ぶと滑らかなムースに変わるという遊び心たっぷりの演出。この一皿で一気に心を掴まれます。もちろん、その後に続く魚料理、肉料理も車内調理とは思えないクオリティの美しさです。

そして、お酒好きにとって嬉しい大誤算だったのがフリードリンクの質の高さ
料金にあらかじめ含まれているのですが、グラスが空きそうになると、アテンダントさんがすぐに「次はいかがですか?」とスマートに声をかけてくれます。キリッと冷えた「青森シードル」や地元の「東北ワイン」が、贅沢な個室空間で次々と満たされていく時間は、まさに至福の一言です。

【復路】お洒落なメイン皿と、夢のスイーツビュッフェ

久慈駅からの復路(久慈発)は、デザート&カフェの時間。
まず座席に運ばれてくるメインのデザート皿には、TOHOKU EMOTIONのロゴがデザインされたホワイトチョコレートが飾られており、思わず写真を撮りたくなるお洒落さです。

このメイン皿を堪能した後は、お楽しみのビュッフェ車両へ。宝石のように並んだ特製スイーツを、自分の好きなだけ自由に選んで座席へ持ち帰ることができます。復路もフリードリンク制なので、デザートに合わせたお茶とともに心ゆくまで甘い時間を過ごせます。(※復路はアルコール類が少なめのラインナップに切り替わります)

往復でこれだけの美食と美酒を堪能したため、ホテルに到着する頃にはお腹も心も満幅。贅沢なことに、「今日の夜ご飯はもう食べられないね」と嬉しい悲鳴をあげるほどの大満足な食体験となりました。

【久慈散策&移動】あまちゃんの街歩きと、贅沢な「時間短縮」の選択

復路のスイーツビュッフェが始まる前、終着の久慈駅では約1時間〜の停車時間があります。

ランチコースでお腹が満腹だった私にとって、この時間は絶好の「腹ごなしさんぽ」のタイミングでした。駅周辺をのんびり歩きながら、目的地である「道の駅 くじ」へ。

館内には、地元の祭りで実際に使われる絢爛豪華な山車(だし)が展示されており、その大きさと迫力は見応え抜群!ちょっとした観光気分も味わえて、往路の満腹感を心地よいエネルギーに変えることができました。

あえて新幹線を指名。目的は「一刻も早く宿へ」

復路のデザート旅を終えて八戸駅に戻ったのは夕方。ここから今夜の宿がある青森駅へ向かいます。

のんびり景色を楽しめる「青い森鉄道」で行くルートもありましたが、私の選択は「八戸から新幹線で新青森、そこから青森駅へ」という超効率ルート。

理由はシンプル。本日のお目当てである話題のホテルに、「一刻も早く着いてゆっくりしたかったから」です。手配の手間や費用は少し上がりますが、時間を買って旅のゆとりを生み出す。これぞ大人のこだわり旅のプランニングです。

【宿泊】旅の余韻は、ウェルネスが溶け込む駅直結「ReLabo青森」で

新幹線を乗り継ぎ、一刻も早くたどり着きたかった今夜の宿は、青森駅直結の「ReLabo(リラボ)青森」。ここは単に泊まるだけでなく、「宿泊とウェルネス体験の融合」を掲げる、今大注目の最新ホテルです。

エントランスでは、青森の歴史を象徴する「縄文式土器」をイメージするアートが出迎えてくれます。

まずはスタイリッシュなラウンジへ。フリードリンクの温かい飲み物で一息つき、旅の疲れがほどけていくのを感じます。

このホテルの最もユニークな特徴は、館内にクリニックが併設されていること。医療の専門家による健康相談が受けられるほか、旅行者向けの美容注射などのメニューも用意されています(今回は利用しませんでしたが、次回の楽しみに!)。事前に予約すれば、心身を整えるヨガ体験も可能です。

お腹いっぱいの体を休めるため、楽しみにしていた和温泉の浴室へ。なんと、湯船にはたくさんの本物のリンゴがぷかぷかと浮かんでおり、甘酸っぱい香りに包まれるユニークなひとときを過ごせます。

至福の眠りから目覚めた翌朝は、ラウンジのスムージーから始まる体に優しい「ウェルネス朝食」を堪能。新しくなった青森駅ビル「&LOVINA(アンドラビナ)」には魅力的なショップが多数並んでおり、駅直結だからこそ、大きな荷物をホテルの部屋に置いたまま、チェックアウト直前まで手ぶらで身軽に買い物を楽しめます。

人気の駅直結ホテルだからこそ、TOHOKU EMOTIONの個室チケットが取れたら、すぐに一休.comで早めに客室を押さえておくのが、この極上プランを成功させる鉄則です。

【翌日観光】ねぶたの熱狂と、忘れられない「生シードル」を訪ねて

2日目は、駅前から徒歩圏内のおすすめスポットを巡る「移動ストレスゼロ」の王道ルートです。

ねぶたの家 ワ・ラッセ

ホテルを出てすぐの場所にある、ねぶたのミュージアム。館内に展示された大型ねぶたの圧倒的な大きさと迫力には、ただただ言葉を失います。見るだけでなく、実際にハネト(踊り手)の体験ができる時間もあり、お腹の底から旅の熱狂を感じられます。

A-FACTORY(エーファクトリー)

青森の「美味しいもの」がすべて揃うと言っても過言ではない、洗練されたマーケット。

実は私には、以前ここで食べた「そば粉のガレット」と「生シードル」の味が忘れられず、今回どうしても再訪したいという目的がありました。サクッと香ばしいガレットを一口かじり、フルーティーな生シードルを流し込む。あのTOHOKU EMOTIONの車内で始まった「美食の旅」のフィナーレに、これ以上ふさわしい組み合わせはありません。



🚆 TOHOKU EMOTIONの旅を現実にする予約方法

わずか7室の個室コンパートメントを含むTOHOKU EMOTIONのチケットは、まさにプレミアム。自力で手配するなら、例年2月と8月の一斉発売日の待機が必須です。

もし「公式サイトが満席だった」「自分で手配するのが不安」という方は、旅行会社のツアー枠を賢く活用するのもおすすめのルートです。

詳しい「ネット予約の手順」や「キャンセル待ちの粘り方」、満席時に強いクラブツーリズムJTBのツアー活用術については、こちらの予約完全ガイドにすべてまとめています。

まとめ:移動ストレスゼロで叶える、東北最高の美食旅

東京駅から新幹線で八戸へ向かい、TOHOKU EMOTIONの往復個室で美食に酔いしれ、青森駅直結の「ReLabo青森」でウェルネスな夜を過ごす。

実際にこのルートを旅してみて確信したのは、「列車、宿、前後の観光をすべて駅直結・徒歩圏内で完結させるプランは、大人旅の正解である」ということです。大きな荷物に煩わされることも、移動で体力を消耗することもなく、1ミリも妥協しない贅沢な時間を過ごすことができました。

わずか7室の個室チケットを手に入れるのは簡単ではありませんが、その先には一生モノの感動が待っています。ぜひ、あなたもこの美しい旅のパズルを完成させてみてください!


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